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子どものケア・子育てコラム

Vol.1 子そだてを楽しもう

1.楽しくなければ子そだてではない!!

解熱剤は常備しよう!

  子どもの心身の健康づくりにとっては,お父さん、お母さんのゆったりとしたゆとりの気持ちと健康が大切です。

  アメリカの厚生省にあたるところが、これから親になる人のためのガイドブックを作成しました。

 「子どもを持つことは,人生の中で最もすばらしいことのひとつです」にはじまり,育児の楽しい取り組み方や、気持ちの持ち方をわかりやすく書いています。「」,「この本の内容は助言であって規則ではありません,赤ちやんに対してあなた自身のやり方をつくりあげていくのです」,「育児で悩むのは誰にでもあるあたりまえのことです」,「赤ちやんはなぜ泣くか?子どもはそれぞれがユニークなものです,個性が強く世話をするのが大変な子でも,赤ちやんから少し離れておちついたり,子どもが機嫌のよいときに,あなたを認めているよ,という合図を送ったりするのがよいのだ」等,育児の不安に対しても,具体的にわかりやすく示してあるそうです。

  とにかく、最初の子どもを育てるときは、何をやるにも不安なものですが、何でも完璧にやろうとか、育児書の通りにしようとか思わないで、それぞれの立場で育児の楽しい取り組み方を考えていけばよいのではないかと思います。

 

2.育児の方法で,最良で絶対で唯一の方法はありません

子供というのは、100人いれば、すべて、性格や発育は違うものです。お隣の子どもさんと比べたりすることは必要ありません。でも、もし、気になるようなら、小児科の先生に相談してみてください。きっと、良いアドバイスがもらえると思いますよ。小児科の専門の先生は、発達や子そだての悩みにも気軽に相談に乗ってもらえます。

3.育児の悩みは誰にでもあるものです

とくに、あなたが初めてのお子さんをもたれたら、きっと不安や悩みで一杯でしょう。でも、心配しすぎることはありません。その悩みは、みんなが持っているものです。完璧に育児が出来たり、育児書通りに出来ることはないと思ってください。楽しみながら、育児が出来るように、ご両親が相談しながら、取り組んで頂ければよいと思います。

4.赤ちゃんは、なぜなくの?!!

赤ちゃんは、ものを言いません、とくに、生まれてまなしは、泣いているか、ねているかのどちらかです。寝ている間は、手間もかかりませんし、安心ですが、突然火がついたように泣き始めるとどうして良いのかわからないときもあります。
よく寝る赤ちゃんもいれば、すぐに目を覚ましてしまう赤ちゃんもいます。なぜ赤ちゃんは泣くのでしょうか?赤ちゃんが泣くのは、お腹がすいたとき、おむつが汚れているとき、着せすぎ等で暑いとき不快なとき、などが考えられますが、意外に、ただだいて欲しいときや、退屈で相手をして欲しいときにもなくようです。赤ちゃんは、お母さんにだかれているときが一番安心し、ほっとできるようです。出来るだけ抱いてあげて、スキンシップを取りましょう。赤ちゃんを抱くときにはお母さんもいらいらしていては赤ちゃんも安心できません。ゆったりとした気持ちで抱いてあげて下さい。
ご家族の生活のリズムが、夜型になっているので、赤ちゃんも夜遅くまで寝ないというケースも多いようです。家族の生活リズムと赤ちゃんの睡眠や生活のリズムが合うまでには少し時間がかかります。出来るだけ、神経質にならずに、夜型の生活にならないようにしたいものです。

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